東急大井町線ファンサイト
形態別写真置場
形態差とか。(おそらく全てに触れることはできていません)
2008年の登場時は6両編成だった6000系も、現在は新入りのデハ6300(今の3号車)を仲間に入れて7両編成で運転しています。両車の製造年度は約9年差、しかも後者は5000系の廃車発生品を大量流用したこともあって、編成内にて3号車だけそれなりの形態差が生まれています。
全て実車調査の上で写真を撮影して掲載し、なるべく最新の写真を載せています。
「ここの装置はこういうものだ」とか、「ここの差異はこういう理由で生まれた」とか、「ここを紹介していない」とか、「ここは間違い」などの意見をお待ちしております(他力本願)
画像はクリックすると拡大表示されます。
左:従来車(6605号) 右:新造車(6304号)
・貫通扉
左:従来車(6506号) 右:新造車(6306号)
新造車では窓が大型化されています。流用品ではなく新品と思われます。
・銘板
左:従来車(6402号) 右:新造車(6302号)
東急車輛製造が総合車両製作所へと名前を変えたため、それが反映されています。
・床材
左:従来車(6402号) 右:新造車(6302号)
つるつるした印象の床材が変わり、9000系更新車と同じようなザラザラとした感触のものに変更されました。
・網棚
左:従来車(6402号) 右:新造車(6302号)
"網"から"板"に変更されました。
・側灯
左:従来車(6206号) 右:新造車(6306号)
少し新造車の方が明るく見えましたが、いざ撮ってみるとあまり違いを感じられませんでした。もしかしたら気のせいかもしれませんが一応掲載。見返してみて気付きましたが、溶接痕の位置には違いがありますね。
・化粧板
左:従来車(6604号) 右:新造車(6302号)
貫通扉の上の部分の化粧板が木目調ツヤ無しのものから無地ツヤありのものに変更されています。その他の部分の化粧板も全体的に新造車の方がツヤがあります。(1500番台車と同じもの?)
・フリースペース
左:従来車(6202号) 右:新造車(6302号)
手すりについている黒いゴムの端の部分などに違いが見られます。その他にはつり革の長さも違いますが、これは3号車か否かの違いに関わらず号車ごとに違うようです。
・LCD付近
左:従来車(6604号) 右:新造車(6304号)
新造車は5000系からの流用品を使用しているため、それに準じた青いものが使用されています。ドアも流用品のため、同じような色の違いが見られます。
・空調
左:奇数編成(6501号) 右:偶数編成(6406号)
奇数編成は三菱製のCU708型、偶数編成は日立製のHRB504型冷房装置を使用しています。この違いは新造された3号車にも引き継がれ、現在も編成内ではクーラーが統一されています。
・座席
左:更新車(6605号) 右:登場時(6306号)
未更新車(6403号)
こちらは従来車の旧モケット。6両編成の時に撮影したものです。
登場時は全車が右の形態でしたが、新造車が増結された直後に従来車のみが左の形態に更新されました。
さすがに座り心地の差が顕著だったためと思われますが、別柄のモケットが用意されて少し明るいトーンになった理由は不明です。
現在は各編成3号車のみが右の形態で残存しています。
非常ボタン、ドアは撮影でき次第掲載いたします。